なら公園の紅葉が一気に加速し始めました。
今秋・・・ 『お堂でみる阿修羅』と称して、
興福寺にて国宝阿修羅像の特別公開をしているためか
正倉院展と重なっているこの時期は、
例年になくたいへんな人出となっております。
先日、玉響の会のついでに阿修羅像を見ようと興福寺まで足を伸ばした知人が、
150分待ち の看板を見てびっくり(>_<“)
まるディズニーランドみたい!
とのことで・・・、
拝観するのを諦めたようです。
正倉院展は、今月12日まで開催とのこと・・・。
それが終わると、奈良の秋はさらに加速を増し、
落ち着きを取り戻すのかもしれません。
前置きが長くなりましたが・・・、
今月15日に、第30回記念の
<太>『ならまち格子の家上方舞鑑賞会』
が開催されます。
気楽に上方舞を鑑賞していただき、
身近に感じていただこうと年二回の公演を始めたこの会も
早いもので、15年経ちました。
今回は、30回ということで・・・、
いつものならまち格子の家ではなく、
『ならまち振興館』 の “座敷” にて開催されます。
※ならまち振興館は・・・、
奈良の伝統産業である蚊帳の製造業者の住宅として大正期に建てられた住宅です。
その後、
「ならまち」で開業医をされていた方の住宅としても使われるなど、
長らく地域に親しまれた建物を、
奈良市が地域文化の振興を目指して改修したものです。
皆様には、より座敷舞の雰囲気を味わって戴けるのではないかと思われます。
では・・・、
当日のプログラムのご案内をさせていただきます。
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第30回 ならまち格子の家上方舞鑑賞会
●日時・・・ 11月15日(日)
午後2時開演
●会場・・・ ならまち振興館・2階座敷
奈良市井上町11番地
●主催・・・ (財)ならまち振興財団
●申し込み・・・ ならまち振興財団へ電話にて予約
TEL0742-27-1820
●鑑賞料・・・ 500円
― 演目 ―
地歌 『ゆ き』 山 村 若 女
地歌 『万 歳』 山 村 若日女
地歌 『傾 城』 山 村 若祥女
地方・・・ 菊寺智子・菊萌文子
ならまち振興館
アクセス
最寄駅・・・ JR・近鉄奈良駅、JR京終駅
駅からの交通・・・ JR京終駅から徒歩10分、
JR・近鉄奈良駅から市内循環バス15分「田中町」下車徒歩2分