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さよなら・・・2月

2月も今日で終わりです。
ちょっぴり さびしいです。
先日、28日しかない2月に若水会を前にして非常にあせってしまうなどと見苦しいブログを書いてしまいましたが・・・。
実は、私“2月”如月が好きなんです。
理由は、単純
わたしの誕生月だからです。
一年の中で一番寒い月だと思うんですが・・・
今年は違いました。
ここ数年、ずっーと暖冬だ!と言われてきましたが、
なんだかんだといっても、年が明け2月にはいると身を刺すような寒い日が幾日かありました。
ところが・・・今年は、
外に出るのが嫌になるぐらい寒い日がまだ一度も無いような気がいたします。
大丈夫なんでしょうか?
いつも、2月が来ると・・・
ああ、こんな寒い時期に産まれたんだなあ!と
ひとり心の中でつぶやき、2月という季節をいとおしんだものです。
厳しい寒さの中に、どこか“二月”という言葉の持つ響きに温かさを感じたものです。
寒さの中に、厳しい冬に耐えてもうすぐ芽を出そうとする生命の息吹を感じる季節だからでしょうか。
厳しい寒さだからこそ、まだ見えぬ春の気配を感じようと・・・するのかもしれません。
二月・如月には、次のような由来の諸説があるようです。
旧暦二月でもまだ寒さが残っているので、衣(きぬ)を更に着る月であるから「衣更着(きさらぎ)」
草木の芽が張り出す月であるから「草木張月(くさきはりづき)」
前年の旧暦八月に雁が来て、更に燕が来る頃であるから「来更来(きさらぎ)」
陽気が更に来る月であるから「気更来(きさらぎ)」
また、つぎのような別名をもっています。
はつはなつき(初花月)
ゆききえつき(雪消月)
をぐさおひつき(小草生月)
             フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
どれも、素敵な名前です。
わたしの二月に対するイメージの訳が、納得できます。
明日からは3月・・・。
奈良では、お水取りの行事が始まります。
お水取りが終わると、本格的な春の始まりです。
それまでは、一度冷え込むと言われています。
きょう、二月最後の日は、それを予感するかのように冷え込みました。
やっぱり、寒い時期は寒くなくっちゃ!
地球温暖化といわれていますが・・・
もう少し、厳しい寒さをにんげんどもに与えてくれるよう
天に祈るのみです。
勝手なお願いでしょうか・・・?