住まいのミュージアムでの、座敷舞の会を無事に終えることができました。
今回の立方の担当は、私、若女と娘の若瑞、そして若禄之さんでした。
地方は、菊央雄司さん(若手のホープ)にお願いをいたしました。
演目は、『茶音頭』『山村舞』『正月』の三番。
春らしい、お箏の入った華やかな地歌舞ばかりを選んでご紹介させていただきました。
月日が経つのは早いもので・・・、
住まいのミュージアムで、座敷舞の会を持つようになって丸々3年が過ぎ、
今回で9回目を数えることになりました。
今回も、たくさんの方にお出でいただきありがとうございました。
毎回観に来てくださるお客様が増え、
開演の前から、並んでお待ちの常連の方もちらほら?お見受けいたしました。
嬉しい限りです!
地道な活動ではございますが、
地歌舞を気軽に楽しんでいただく格好の場です。
少しずつでも、地歌舞愛好者?の方が増えていってくれたらなァと思います。
また、若水会にとりましてもいろんな意味でたいせつな勉強の場でもあります。
毎回、回を重ねるごとにより良い会となっていけるよう大切に育てて生きたいと思っています。
いろんなジャンルの地歌舞をご紹介いたしたいと思いますし、
いろんな顔ぶれの舞手をご紹介できるように育ててゆきたいと思っています。
みなさま、
何卒、今後ともよろしくお願い申し上げます
私事ではございますが・・・、
今回、若瑞(先ほど紹介させていただきましたが、私の娘)が、身に着けました振袖!
実は、私の成人式の時のものです。
全く仕立て直しをすることも無く、
そのまま娘が着ることができました。
自分の振袖を娘が袖を通し、
身にまとってくれる・・・というのは、
正直なかなか嬉しいものがあります。
つくづく、
着物っていいなあ!と思いました。
振袖を着て舞を舞うというのは、立ち座りの所作がいつもと勝手が違い、
本人的にはずいぶん苦労していたようですが・・・、
それもまた、いい勉強になったと思います。
長い本振の袖を邪魔にならないよう、
また、そう思われないように、
上手に、自然にあつかうというのはなかなか難しいものです。
何事も、経験してみないとわからないことがあります。
まあ、本番はうまくいった!と申しておりましたので・・・
本人の言葉を信じましょう