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信貴山玉蔵院現代書家奉納展

もう今年は、舞い納めた!と思っていたら・・・
信貴山とのご縁を頂き、
信貴山玉蔵院 という塔頭寺院で
地歌舞を舞わせて戴くことになりました。
信貴山と言えば正式名を『信貴山朝護孫寺』といい、
毘沙門天様の総本山です。
信貴山の由来は1400年昔、聖徳太子が物部守屋討伐を祈願し、寅の年、寅の日、寅の刻に毘沙門天から、戦いに勝つためのヒントを授り、見事討伐に成功したことから、「信ずべき山、貴ぶべき山」信貴山と名づけられました。その後ここにお寺が建てられ、寅の寺として、寅の日に縁日が催されるほど賑わっていたそうです。朝護孫子寺の名は毘沙門天に醍醐天皇の病魔退散を願い、成就されたことから、朝護孫子の号を賜ったそうです。
★寅の由来
 信貴山では、寅の日は聖徳太子にあやかって良い事がある、毘沙門様の御利益がいただける、即ち福が授かる「福寅」と呼ばれてきました。御縁日は毎月三日と寅の日です。
 なお毘沙門様のおつかいは百足(むかで)です。おあし(お金)を沢山いただけるという意味です。
また、信貴山には興味深い絵巻物があります。
国宝となっている『信貴山縁起絵巻』です。
平安時代、延喜年間に信貴山で毘沙門天を祀り、不思議な法力で寺を中興した命蓮上人の事績を物語風に描いたものです。

これは『飛倉の巻』で、
鉢を先頭に、飛んで帰ってきた米俵に驚く長者宅の女たちの様子がいきいきと描かれています。
他にも、たくさんの剣を鎧にした童子が輪宝を廻しつつ飛行したり、ものを飛ばしたり、魔法を使ったり・・・実に痛快で愉快な夢物語のような絵巻物のようです。
ちょうど、
『奇跡のエンターテインメント 国宝「信貴山縁起絵巻」の大宇宙』と題して  12月12日(火)後9:00~ NHK BS で放映されるみたいです。
  興味のある方は、是非ご覧ください!
話は、少し横道にそれましたが・・・
私が舞わせていただくというのは、信貴山玉蔵院で催される下記の奉納展の初日(15日)に催される祝賀会においてです。
よろしければ、お越しくださいませ。
弘法大師帰朝1200年記念
   信貴山玉蔵院現代書家奉納展

 会期・平成18年12月15日(金)~17日(日)
          午前10時~午後17時
    ★初日15日午後6時半より
          奉納記念祝賀会(要予約・有料)
 会場・信貴山玉蔵院富貴閣1階大広間
 主催・美術の杜出版株式会社
 協力・信貴山 玉蔵院
 後援・(株)奈良新聞社・奈良テレビ放送(株)・
    奈良交通(株)
    (株)奈良シティエフエムコミュニケーションズ
    ならどっとFM78.4mhz   
    エフエム西大和(株)FMハイホー81.4MHz  
    ★観覧無料
 お問い合わせ・03-5823-6210