先日の6月6日の日曜日・・・、
住まいのミュージアム・大阪暮らしの今昔館にての座敷舞の会は、
沢山の方々にお越しいただき、無事に終了することができました。
ありがとうございました
今回、若水会からの出演者は、
若乙女ちゃんと春増理沙ちゃんの若い二人でした。
お疲れ様でした。
ー 地歌 竹の縁 -
山村 若乙女
竹の縁・・・竹は古くから四季を通じて色を変えないことから、松竹梅と並べて目出度いものとされてきました。
その青々とした竹に寄せて縁語を並べながら遊女の恋心を詠ったものですが、「幾千代こめし竹の縁」と 恋が成就した男女の縁が永遠であることを寿いで終わることからご祝儀曲として舞われてきました。
- 上方唄 文月 -
春増 理沙
文月・・・七夕・蛍狩り・団扇、と涼しげな夏の風物詩で始めるこの曲は、まず七夕に逢う牽牛と織女をうらやむ遊女の心情を唄います。
続いて夕暮れに恋しい人を待つ恋心を吉原の地名を織り込みながら唄った、はんなりとした曲です。
江戸で出来た曲が上方で伝承された上方端唄で、歌舞伎の下座音楽としても使われています。