奈良では、春を呼ぶ恒例の行事・・・
東大寺二月堂の お水取り が始まっています。
お水取りが終わると、
本格的な春が到来すると言われています。
また、
「お水取りがおわるまでは・・・!」
という言葉があるように、
必ずと言っていいほど、
3月に入ってからも寒の戻りのような寒い日がやってきます。
本日、3月3日桃の節句は、
まさにその言葉どおりのような、
小雪が舞い散る 寒さ厳しい日でした。
ほんとうに春が待ち遠しい季節となりました。
そのお水取りの行を終えた 明くる日となる
3月15日の佳き日に、
山村若女門人の会“若水会・おちみずかい”
を開催する運びとなりました。
今年度・第22回目の若水会は、
昨年の好評に引き続き・・・
奈良の老舗・菊水楼の大広間での
“素の舞の会”でございます。
春日大社一の鳥居前に建つ菊水楼は、
奈良を代表する料亭として名を馳せ、
平成12年に菊水楼表門と庭門(江戸時代)、
旧本館(明治24年)、本館(明治34年)が登録文化財となました。
開業当時からある表門は、
もと円成寺塔頭にあったものを移築したとも伝えられます。
歴史ある和風建築・菊水楼での 舞の会は、
重厚な調度品に囲まれ、独特の風情と情緒があります。
もちろん、一般公開の会でございます。
春を迎えた奈良の町・・・、
散策をかねて、
お気軽にお越しいただければと存じます。
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第22回 山村流上方舞 若水会
日時・・・ 3月15日(日)午後2時開演
会場・・・ 奈良・菊水楼本館
3階大広間舞台
住所: 奈良市高畑町1130
電話番号: 0742-23-2001
主催・・・ 若水会・山村若女
お問い合わせ・・・山村若女
【TEL】 0742-27-0901
【MAIL】 wakame_yamamura@yahoo.co.jp
詳細な演目は、こちらから↓
― 演目 ―
常磐津 千代の友鶴 山村 若鈴女
地 歌 黒 髪 吐前 香 乃
長 唄 舞扇園生の梅 春増 由 伽
長 唄 秋の色種 堂上 和 美
長 唄 雨の五郎 木村 佳乃子
長 唄 梅 の 栄 関岡 美奈子
長 唄 越後獅子 春増 理 沙
地 歌 正 月 山村 若 結
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長 唄 春の調べ 山村 若 瑞
地 歌 傾 城 山村 若日女
長 唄 都 風 流 山村 若綾女
長 唄 若 竹 山村 若乙女
賛助出演
上方唄 流しの枝 山村 若 徳
地 歌 山 姥 山村 若 女
― 千秋楽 ―