先日の若水会(おちみずかい)での、お食事会の模様を少しご紹介いたします。(^.^)/
― 舞のあとのお楽しみ会のようなものです。―
3月ということで・・・、お雛様の膳がでてまいりました。
こういうのって!うれしいですよね
福井県から届いたぐじの鯛を料理人の方自らが・・・
後方には、時代物のお雛様が飾られていました。
お水取りの時期という事で・・・、貴重な『のりこぼし』を見せていただきました。
わたしも、本物を見るのは初めてです
生の椿の枝に、作りものの椿の花・のりこぼしを挿して作られたものです。
蝋燭のすすで 所々黒くなっていました。
* 「のりこぼし(糊こぼし)」とは、
東大寺開山堂の南側に植えられた椿(つばき)の木のことをいいます。
お水取りに使われる造花の椿を作る時に
糊をこぼしてしまったかのような斑点があるので、
「糊こぼし」と呼ばれるようになりました。
この椿は伝香寺の”ちり椿”・白毫寺の”五色椿”と合わせて、
奈良の三名椿(さんめいちん)と言われています。