先日、北海道へ鮭つりに家族で行ってまいりました。
実際に行くまでは、川で鮭を釣るとばかり思っていました。
ところが・・・、大きな思い違いでした。
どこで釣ったと思います?
浜辺です!
ゆったりとした浜辺に竿を立てて、鮭を釣ったのです。
まさか、浜辺であんな大きな魚が釣れるとは思いもよりませんでした。
川での釣りは規制があり、一般の人たちは禁止されているそうです。
自分の生まれた川に帰るため、鮭たちはその川の匂いを求めて浜辺を彷徨うみたいです。
その鮭の道をねらって秋刀魚の付いた針を投げ、鮭が食いつくのを待って釣竿をタイミングよく揚げて、鮭を釣ると言うわけです。
浜辺一面に、下の写真のような釣竿が整然と並んでいました。
通常一人で、5.6本の竿を立てて釣るようです。
私たちは8本の竿を立て、ひたすら鮭が秋刀魚に食いつくのを待ちました。
25日の夕方に竿を立て始め、一旦ホテルに寝に帰り・・・、
翌朝、白々と夜が明ける5時ごろからその日の3時ごろまで・・・。
大方、丸一日の釣り体験となりました。
釣れました。
なんと、5匹釣れました。
5匹ですよ。
少ないと、お思いでしょうが・・・、
とんでもない
私たちの両隣の地元の漁師さんたちは、全く釣れていなかったんですよ。
坊主です。
北海道の海にも異常気象の影響の波が押し寄せているようで、今年の海は魚が全く釣れず、
不漁が続いているようです。
台風に大雨の影響で、土砂の入った川の水が海に流れ込み海の様相が変わり、鮭の道も変化しているようです。
そんななかの、5匹は、たいしもんです
見てください!
体長80センチ近くある立派な鮭です。
新巻き鮭にしたらおいしそう!
オスかな?メスかな?
メスならば、この時期は筋子がお腹の中に・・・!
食べるなら、
オスのほうが身がしまっていておいしいそうです。
この漁法で釣った鮭は、
傷が付かず、
高級料亭行きとか・・・。
まるで自分が釣ったみたいに・・・!
得意満面のかお!にっこり!
『早く!写真とって!』
いえいえ・・・、
私は、日焼けを避けて椅子に腰掛け、
ひたすら待っていました。
とにかく、一日が長かったです。
ひたすら、鮭を待つ一日は・・・。
とにかく、北海道の九月の浜辺は寒かったです。
お彼岸だと言うのに連日30度を超える関西から来た我々にとっては・・・。
あまりの寒さに、浜辺に落ちている流木を集め焚き火
丸一日焚き火にあたっていた私は、おかげで
私の燻製はあまりおいしくないと思うけど・・・
やっぱり食べるなら、スモークサーモンでしょっ!
久しぶりに雄大な海を眺め、ゆったりとした一日を過ごすことができました。
朝早く起きたおかげで、こんなご褒美もいただきましたよ。