山村流 日本舞踊 上方舞 山村若女 | 公式WEBサイト

下咲む・・・しあわせ

『 笑う』の古語は、『咲く』という言葉からきているようです。
花が咲くようすは、
誰の心をも やわらかくし、
心にしあわせをもたらしてくれます。
笑いの力が籠っているのでしょうか?
人の幸せは、花に似ています。
自分も気が付かないうちに喜びや幸せの『種』が、
心の片隅に宿り、
何かをきっかけに、ふと・・・、
その『種』が芽吹き、育ち、小さな花を咲かせることに気がつくことがあります。
その時に、
ふと、喜びの微笑みを浮かべます。

 

                   藤田真 H.P草花の詩より

その微笑みを『下咲む』 (したえむ) と、いいます。
なんともかわいらしい言葉でしょう!
大きな大輪を咲かせる花もあれば、
人知れず、そっと咲く花もあります。
どちらも大切な幸せをもたらしてくれます。
ふと・・・、
わたしは、
どれだけの種をまき、
花を咲かせているのだろうか?
いえ、
花が咲いているのを見つけることができているだろうか?
と、
自分を振り返りました。
たくさんのいろんな花を咲かせて、
幸せを送れる・・・人になれたらいいなあ・・・、と切に思いました。