なべかつ新年会に思う…

地元の活動
なべかつ(旧鍋屋交番ときたまちの会)の新年会に参加いたしました。

そこで、さほ姫の会の報告をさせていただく機会を得ました。

なべかつ・八木会長挨拶

元々、奈良女子大学日本舞踊部「さほ姫の会」が発足されたきっかけは、6年前の新年会での事務局長からの「若女さん、どうして奈良女子大の子達に教えないの?」のひと言でした。
前々から教えたいなー、日本舞踊部ができれば良いなーと思っていたところへの後押しでした。

新年会からわずか2ヶ月後の3月には日本舞踊サークルを門人の女子大生二人が作ってくれ、4月の新学期からスタートに向けて、会の名前を「さほ姫の会」と名づけ、マスコットの「さほ姫ちゃん」も作成し、意気揚々としていました。

ところが、発足直後からコロナ禍にみまわれ、苦難のスタートとなりましたが、部員5名が集まりました。
コロナ禍の間は、構内に入ることが許されず、2年間は、zoomと私のお稽古場での活動となりました。
ですので、本格的に始動したのは3年目からと言えます。

その後発足から5年目を迎え、
昨年は大いに飛躍の年となりました!
日本舞踊サークルは、大学公認の日本舞踊部となり、新入生10人を迎えました。
早春には吉野山での実践女子大学との合同合宿、真夏には福井県主催のビデオコンクールに出場して吉崎御坊賞をいただき、晩秋には初めての自主公演を開催することができました。
また、年末にはポーランドの留学生が入部!
さらにこの新年には、老人介護施設への訪問をいたします。嬉しいことに、先方からぜひきて欲しいとオファーがあったのです!

地元で愛される佐保山、佐保川…
春を呼ぶ美の女神である佐保姫に因んで、「さほ姫の会」と名づけました。
近年は、佐保川沿いの桜も見事に咲き誇り人々を楽しませます。
春(桜)をもたらす「佐保姫」は、
山々の裾野にうっすらと広がる白く柔らかな春霞の衣をまとう若々しい女神とされています。
美しい舞を舞い、春(幸せ)をもたらす女性であって欲しいとの願いも籠めています。

偶然にも山村流の紋も水と桜
その紋に象徴される日本人の持つ美意識を大切にしてきています。

今年もたくさんの美しい花(華)を咲かせたらいいなーと願っています🌸

今後とも
どうぞよろしくお願いします。

さほ姫の会初稽古にて
さほ姫ちゃん!