山村楽正お師匠さまが、昨日お亡くなりになりました。
私が物心ついた頃には、楽正師匠はもうすでに舞踊会のスターでした。
舞台の上はもちろん、
普段お会いする時もいずれも美しく、華のあるお師匠さまでした。
本日、近親者だけのお通夜が営まれましたが、
私も最後のお別れを申し上げにお参りさせていただきました。
私にとっては耳慣れない浄土真宗のお経は、
どこか哀愁があり、まるで子守唄を唄っているように聞こえました。
ワインを片手に微笑んでおられる
美しいお顔をされた楽正お師匠さまの遺影を拝していると、
お師匠さまの歩まれた舞の人生が、私なりに思い巡らされ、
なんともいえぬ感慨と、
寂しさ、そして、悲しみが沸いてきました。
本当に山村の舞がお好きなお師匠さまでした。
楽正お師匠さま、
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
合掌
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