一昨日のゆかた会は、無事終了いたしました。
奈良・あやめ館の座敷にて、二時半より行われました。
舞台での会とは違い、観客と同じ目線、同じ高さで舞う座敷でのゆかた会は、
同門人同士の会ということもあり、
独特の親近感と緊張感があります。
よく知ったもの同士が、お互いに演者となったり、観客となったりするわけです。
知ったもの同士だからといって、けっして馴れ合いの会にはなりません。
よく知ったもの同士だからこそ、嫌なこともあります。
例えば・・・、
お互いの性格や癖を知っているのでごまかしが利かないとか・・・、
よく知った仲間だから照れくさいということもあります。
その反面、お互いの芸の上達もお互いに見てきているので、
上手になると共に喜び、また、お互いの刺激にもなります。
そういう意味でも、お浚い会というのは重要だと感じます。
さて・・・、今回の若水会のゆかた会はどうだったのでしょう
わたくしといたしましては、まずまずの出来ばえだったのではないでしょうか
大丈夫かな?と心配していた方もいましたが・・・、
稽古のときよりもよかったという方もいました。
その方の舞に対する素直な向上心が、本番に思わぬ結果を出してくれるものだと実感いたしました。
そうはいっても、なかなかいつもいつもうまくいくわけではありません。
そんなときこそ、素直で前向きな気持ちを忘れず精進していくことが大切だと思います。
私は、行き詰っときいつも心に思い、自分を励ましている心情があります。
“迷っているときは、案外真理はすぐそばにあり
わかったと思った瞬間に、真理は逃げるから気をつけろ”
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