先日の土曜日(16日)、
東京の国立劇場大ホールにて“日本舞踊協会公演”が催されました。
正式には、三日間の公演の二日目です。
この日の第2部に、山村流の宗家が妹の光師匠と共に『地歌 ねずみの道行』に出演されました。
『ねずみの道行』は、
鼠の子(ね)の助と傾城・はつかの男女が、二人の恋の行く末をはかなんで水壷へ身を投げ無理心中するまでの場景を舞にした、
作もの、いわゆる滑稽ものの地歌舞です。
私も、友人と共に楽屋のお手伝いを兼ねて、東京へ行ってまいりました。
山村流からもたくさんの弟子が、東京の公演にかけつけ、
その日の晩は、家元と共に銀座でのお食事会となりました。
お酒の席ということで・・・、堅苦しい話は抜きにしてわきあいあいとした楽しい会食となりました。
わたしは、昨夜の自分のお誕生会に引き続き、二晩続けてのおいしい会食のはずでしたが・・・、
残念なことに・・・、体調がもうひとつ優れなかったのですw(☆o◎)wガーン。
次の日は、またまた、宗家と共に、
両国の国技館の隣に建っている『大江戸博物館』の見学となりました。
実は、この日は東京マラソン開催日ということで、博物館の入場が無料だったのです!
前もって、宗家より、大阪の住まいのミュージアムのBIGバージョンだ!とは聞いていましたが・・・、
その規模の違いにビックリいたしました。
資料の展示と共に、箇所箇所に体験コーナーがあり、
その時代の生活用品が触れたり、体感して実感できるようになっています。
例えば、参勤交代のときに使われた大名行列の立派な塗りの『籠』が展示してあり、その大きさと重厚さにはビックリいたしました。
男性4人で担いだと説明されていましたが、
その道中のことを思い巡らすと・・・、
担ぐほうもさることながら、担がれて中に揺られて乗っているほうもさぞかし大変だっただろうと思いました。
何しろ、今日のような軽装ではないのですから・・・!
他にも、興味をそそる展示品があり、あっという間に2時間ほど経ってしまいました。
大江戸博物館から出てくると、時はすでに1時を半時ほど回っており、
直ぐ近くにある元霧島関のお店で、『ちゃんこ鍋』をご馳走になりました。
そして、
私達(私と友人)は、満腹のお腹でみんなと東京駅で別れ、
そのあと・・・、
東京マラソンの終わった銀座を運動がてらブラブラとして、
小さな東京ツアー?を満喫して、
夜遅く帰阪いたしました。
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