新しい年の勅題は、『火』です。
毎年、勅題に合わせてお扇子を作り出して何年になるのでしょうか?
もうかれこれ、?十年?・・・!
師匠からしてもらっていたように・・・、
弟子を取り始めてから、毎年、
勅題に合わせた新しいお稽古扇子を門人達に手渡してきました。
新しい年に、いつも・・・!!!
「今年は、どんなお扇子だろう!?!」
と、期待に胸を膨らませてお扇子の箱を開け、
まず閉じたお扇子の色合いを見て、
色々想像しながら・・・
お扇子の骨を広げるのが楽しみでした。
ですから・・・、私も師匠になってからは、
ない知恵を絞りながら、
新しい年の勅題やら、干支に思いを巡らして、
来年一年使うお扇子作りをしてきました。
おしりに火がつかないと動かないタイプの私は、
少し肌寒くなってくると・・・、
「ああ、お扇子を作りにいかなくっちゃ!」
と、一応は焦るのですが・・・、
結局!
いつも、すっかり寒くなってからしか作りに行けてません。
そう!
今年も・・・例外なく、
12月の声を聞いてからになってしまいました
またまた、お扇子屋(京扇堂)さんに、迷惑をかけてしまいました
ところで・・・!
冒頭に書いたように、
来年の勅題は、『火』
そして 干支は、『子・ねずみ』
私の当たり年です
この二つをうまく組合わせて、お扇子を作りたいと思っていました。
なかなか、いいアイデアが思い浮かんでこなかったのですが・・・、
かぐや姫のお話の中に出てくる
『ひねずみ』
を、思い出し、デザインを考えました。
ひねずみは、空想上の動物らしいですが・・・、
若水会に縁の深い、『月』をテーマにした物語!“かぐや姫”からアイデアをいただいた事に、
気をよくしています。(何となく自分勝手なこじつけですが・・・。)
お扇子が出来上がった折には、ご紹介させていただきます!
ぜひ、お楽しみにしておいてください
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