玉響の会下合わせ

あっという間になんと、12月ですびっくり

忙しさにかまけて、ブログの更新ができずにいましたら・・・、

もう、“なら 玉響の会”まで1週間となってしまいました。

少々(ずいぶんかな?)、  ショック焦っております汗

昨日、宗家宅にて、その玉響の会の下合わせがありました。

玉響の会は、今年で5回目になりますが・・・、

宗家の御協力を戴いて、

毎年、下合わせの場所を提供してもらっています。

地歌舞の会ですので、そんなに大きな会場も必要なく、

ちょうど地歌の菊原先生のお家からも近いということもあって、

宗家の「うちの稽古場ですればいいよ。」というお言葉に甘えさせていただいております。

ずいぶんと助かっております笑顔

普段、宗家のお家に出入りする機会の少ない門人にとりましても、

ほど良い緊張感と安心感があり、

こんな機会は貴重だと思っております。

ありがとうございますびっくり

さて、肝心の下合わせの様子ですが・・・。

今回は五回目ということで、能舞台での会にいたしましたので、

いつもと段取りが違い、

緊張感のある下あわせとなりました。

幕がないので、

幕内の仕事を 全部おもての演出として行わなければなりません。

橋掛かりよりの出入り、

燭台の出し入れ、

小道具の出し入れ等など・・・、

実際の出入りは、当日の朝のリハーサルとなりますが・・・。

また、

前回(昨年の第4回め)より、私の門人だけでなく、

他のお師匠さま門下の若手の方にも出演を戴いております。

このことは、

うちの門人たちにとりましては、大きな刺激になっております。

昨年は、若峯董師の門人の若手・若峯董芳恵さんにご出演いただき、

玉響の会に新しい風を入れていただきましたが、

今年も引き続き、力こぶパワーあふれる若峯董芳恵さんに連続出演をお願いいたしました。

若峯董芳恵さんには、“越後獅子”を舞ってもらいます。

とにかく、彼女には前向きなパワーがあります!!!

そのパワーの様子は、ぜひ彼女のブログ“ツメノサキ”をご覧ください。

越後獅子奮闘記ともいえる 若峯董芳恵さんの熱心さが伝わってきます(^^)v

そして、

今年はもう一人キラキラ楽春師門人の若手・楽春代さんに、ご出演をお願いいたしました。

楽春代さんは、普段はおとなしく礼儀正しい娘さんですが、

芸に対しての秘めたる思いには並々ならぬものがあり、彼女の舞にそれが現れています。

楽春代さんには、地歌舞の人気曲“鐘ヶ岬”を舞ってもらいます。

このお二人の若いパワーをいただき、

今年の玉響の会に大きな大波ウエーブをもたらしてくれるのでは?と

予感させる下あわせとなりました。

もちろん、

若水会の若手も頑張っておりますOK

まだ高校生である娘の若瑞には、

舞妓姿で“東山”で舞台を勤めてもらいます。

そして、

第1回目からの連続出演となりました・若乙女

と、

もう一人、忘れてはならない若水会のホープ・若日女には、

“ねずみの道行”に挑戦してもらいました。

滑稽物とは言え、添い遂げられぬ恋の色香を扱った道行物に悪戦苦闘しております。

ぜひとも、私門人始め、今年の若手にドキドキ小ご期待いただきたいと思います。

お互いに切磋琢磨し、

一番一番、花(華)のある舞台になればと願っています。

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