天才と奇才の師弟展

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先週の日曜日、娘と一緒に県立美術館で行われていた
“応挙と芦雪”の絵画展を鑑賞してきました。キラキラ
娘と早くから行く約束をしていたのに・・・
会期の最終日、しかも午後3時半の入館というギリギリセーフ!
とにかく、約束は果たせました!
美術館までは、家自宅より徒歩7~8分の散歩の距離・・・
なのに、近くて遠い存在です。落ち込み
ああ!いいのが来てるなあ!
観にいきたいなあ!
と駅に貼り出されているポスターを横目に思いながら・・・
いつの間にか会期期間が終了してしまっているということもしばしば・・・。ダメ
でも今回は、娘との約束の ―親の面子のおかげで―
鑑賞することができました!まる
“天才と奇才の師弟”と題しての円山応挙と長沢芦雪の絵。
天才と称された円山応挙―
  その精巧さ、緻密さに脱帽、
  淡々とした存在感を感じました。
奇才と称された長沢芦雪―
  大胆・奇抜な発想に心踊らされ、
  どこかほっとする人間味を感じました。
絵のことは、よくわかりませんが・・・
応挙の絵は、堂々としていてひとつの絵のなかででんと構え、動きません。
う―ん・・・というより、今にも動き出しそうなぐらい本物に勝るとも劣らないほどの肉感も存在感もあるのですが・・・、
向こうからこちらを眺めているような冷静さを感じました。
一方、芦雪の絵は、ちょっとこの絵おかしいんじゃない?という作品もありますが、躍動感に溢れ、観る者に語りかけてきます。
ときとして、絵のなかから飛び出してきそうに感じました。
どちらがいいとか、好きとかももわかりませんが・・・、
師弟関係でありながら、
その伝統を受け継いでいるところと、あきらかに異なる芸風が感じられて、
興味深い鑑賞でした。
こんな機会を与えてくれた娘に感謝?!?ハート
  

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