“山村流上方舞 第23回 若水会”
おかげ様で大盛況のうちに終えることができました。
ご来場いただきました皆様方に厚く御礼申し上げます!
若水会終了後のチラシのアップとなってしまいました。
申し訳ございません。
ブログの引越しと忙しさのため
なかなか思うようにパソコンに向かうことができませんでした。
さて・・・、
肝心の会のご報告をさせていただきます。
立春も迎え早や暦の上では春となりました 二月七日会当日の朝は、
凛とした空気のなか 雲ひとつない晴天に恵まれました。
本当にたくさんの方にご来場いただき、
華やかで賑わいのある会を持つことができましたのも
ご協力いただいたスタッフの皆様
また、温かいご声援を送ってくださったお客様のおかげと
若水会一同心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました
一昨日、会を終えた若水会(私門人)のメンバーで
喜びの中打ち上げを開くことができました。
皆、充実した顔で集まり
興奮覚めやらぬ 会の話題で花が咲き、
楽しいひと時を持つことができ、会主といたしましてはほっといたしました。
私事ではございますが、
今回、娘の若瑞と終幕に
長唄の大曲『連獅子』を舞わせて戴きました。
私にとりましては、3回目となるこの演目ですが・・・、
親子の情愛を物語った連獅子を娘と共(競)演するというのは、やはり何か特別な思いがありました。
稽古を重ねていくうちに、
30年余ほど前・・・、先代、先々代家元に指導を受け仔獅子の稽古に汗を流し、
たくさんのことを教えていただいたことが思い出されました。
確か1年かけて連獅子の稽古をしていただいたように思います。
今、現家元より娘と共に指導を受け、
親獅子として舞台に立つことは感慨深く、
今日まで支えてくれた周りの方々への感謝の気持ちでいっぱいになりました。
また、それと共に、
自らの芸が年齢と伴ってどれだけ成長したのかと問いたださずにはいられませんでした。
舞台の結果は、ご覧戴いた皆様が決めることですので何とも云えませんが・・・、
私といたしましては、
6年前に親獅子を舞った時は、
会の前日・当日と弟子の世話に駆け回り、
肝心の自分の舞台に体力を失い 思うように毛振りができなく悔しい思いをした経験がありましので、
今回の舞台に立つ前まで非常に不安がありました。
ところが、今回は思いのほか心に余裕が持て、
最後の毛振りまでも余力もあり、
幕が降りた瞬間息切れもせず、もう少し振ればよかったかな?と思った自分にびっくりいたしました。
経験とは大事なものだということを痛感いたしました。
ある方より、
「舞台の立方と地方(長唄・お囃子)の掛け合い、また、観客とが一体となりみんな喜んではったよ!」
とのお声をいただき、
今は、素直に舞台を無事に勤められたことへの感謝と嬉しさを感じております。
本当にありがとうございました。
今後の精進の糧とさせていただきます。
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