京終さろん・『舞芸術の結晶:地歌舞のお話と鑑賞』・ご報告

さてさて、もう一月以上経ってしまいましたが、
1月16日、今年初めての、舞のお仕事でした。
京終(きょうばてい)さろんの講師をお引き受けいたしました。
テーマは、『舞芸術の結晶・地歌舞の鑑賞とお話』
京終さろんは、毎月第3木曜日に紀寺の璉珹寺で講師を招いて、さろんが開いています。
主催者の安西俊樹さんは、紀寺で町家ゲストハウスならまちを経営されていて、
精力的に奈良の南に位置する京終や紀寺の町おこしをされています。
その一つの取組として、文化の向上と地元のコミュニティを兼ねた京終さろんがあります。
1時間半の中で、舞の鑑賞とお話!うまく皆様に満足していただけるか、少し緊張いたしました。
当日は、たくさんの方がお集まりいただき、和やかな中で会を進めさせていただきました。
私も、人様に話すということで・・・、今一度舞の歴史や位置づけの整理をすることができました。
ありがとうございました!
では、京終さろんの様子を少し味わってください!
 

「日本の舞・踊は、遠くはアメノウズメの神話にも語られる
ように、古代宗教芸術に根をもちます。日本古来の芸能が発達する中、奈良時代には陸や海を越えてたくさんの芸能からの影響を受けました。その後、日本独特の自然風土の中で、神楽・伎楽・舞楽・散楽・田楽・白拍子・能・歌舞伎などに展開してゆきました。
三味線は、沖縄から堺に伝わり、最初上方文化・地歌として発展し、各地に広まりました。」
先ずは、舞の歴史を辿ってお話をさせていただきました。

 
舞の歴史や山村流のの成り立ちをお話させていただいた後、
地歌艶物の代表曲『黒髪』を舞わせていただきました。
地方は、菊央雄司さんにご協力を戴きました。

こちらは、お扇子を使って、見立てのお話をさせていただいているところです。

   お話の後、新春らしく『浪花十二月』を舞わせていただきました。           

会が終わると、お弁当タイムとなりました(*^_^*)
一杯飲んだ後は、お越しいただいた方々と記念撮影!!!
楽しかったです(*^^)v
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以上、ご報告でした<(_ _)>

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