ご案内が遅くなりましたが・・・、
恒例の山村流宗家の会?舞扇会?が、
五月十八日(日)に国立文楽劇場にて催されます。
私は、第二部の“長唄・時雨西行”にて舞台を勤めさせていただきます。
この作品は、能の『江口』を題材にしたもので、
諸国行脚の西行法師が、江口の里で時雨に遭い、
一夜の宿を求めた家の遊女とお互いに身の上を語り合ううちに、
遊女は普賢菩薩になって現われるという、宗教性の強い叙情的な物語です。
今回は、若峯董師(西行法師)と共演させていただきます。
―西行と江口の贈答歌―
“世の中を いとふまでこそ 難からめ
仮の宿りを 惜しむ君かな”
“世をいとふ 人とし聞けば 仮の宿に
心とむなと 思ふばかりに”
では、主な演目を紹介させていただきます。
第45回 なにわ芸術祭参加
山村流 舞扇会
平成20年5月18日(日)
大阪・国立文楽劇場
第一部 午前11時開演 大阪文化祭参加
地歌 新浮舟 若
地歌 夕 顔 侑・光
地歌 葵の上 若
第二部 午後1時開演
常磐津 永寿松竹梅 若ひろ也・若都也
若こと照也・若紗紀也
地 歌 萬 歳 若 徳
常磐津 松の名所 加津文
地 歌 山 姥 若久寿
長 唄 時雨西行 若峯董
若 女
地 歌 ままの川 光
他全10番
第三部 午後4時半開演
地 歌 お江戸十二月 若佐紀
常磐津 千代の友鶴 若禄之
地 歌 融 若晴司
地 歌 す り 鉢 楽 正
長 唄 橋 弁 慶 若・侃
他全10番
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