二泊三日で九州に行ってまいりました。
若水会が終わって1週間のお休みがありましたので、勝手にご褒美旅行と名を付けてあこがれの湯布院と高校生の修学旅行以来の雲仙の温泉に浸かって参りました。
子供たちにはそっぽを向かれましたので、主人と二人で行ってまいりました。
20年ぶりでしょうか・・・???
湯布院は、最近マスコミ等でよく取り上げられているのと、名前から感じられる上品さから一度行ってみたいなあ・・・(単なるミーハーです)と思っていた処です。
雄大な湯布院岳に包まれた、やさしい温泉地でした。
一度訪れたかった国東半島の石仏、
奈良の手向山八幡宮様の元でいらっしゃる宇佐八幡宮様、
にお参りもしてまいりました。
宇佐八幡宮は、思っていたよりも大きな立派なお社にビックリ!
さすが、八幡様の総本宮です。
普段私が目にするお社の赤よりも、ずいぶん明るく華やかな印象を受けました。
お社のその赤と黒の取り合わせにどこか南の匂いを感じました。
隼人と関係の深い神社だからでしょうか?
当社の放生会の折には、下毛郡の古要社(大分県中津市)と上毛郡の古表社(福岡県吉富町)の傀儡子舞(くぐつのまい)の奉納があると聞きます。
小さな黒ん坊の住吉の神様が、登場して勝利を収めるという相撲のお話です。
今回は、時間の都合上立ち寄ることはできませんでしたが、ぜひ一度訪れたいと思っています。
明くる日の雲仙は、遠かったです。
湯布院から、車で走って走って平戸まで行き、
平戸では、なんとなく平戸の雰囲気を感じただけで
佐世保を経由して、再びで走って走って雲仙に到着いたしました。
平戸は、主人の両親がしばらく住んでいた処です。
日本最初の貿易港である平戸の町は、明るく、海の向こうの文化の香りが残る城下町でした。
ちょうど、平戸温泉城下雛祭りの開催中ということもあり、
店のあちこちにお雛様が飾られていました。
最近は、段飾りのお雛様を目にすることが少なくなってきているので、
各家庭の古いお雛様を見ると、どこか懐かしく・・・、
それぞれの家の歴史が感じられ、ほっとした温かみを感じました。
興味深かったのは・・・、
お雛様と一緒に飾られていた、『繭玉』と呼ばれるお飾りです。
柳の枝に、色あざやかな縮緬で作られた繭玉を店先や店中に飾り、お祝いするそうです。
お正月に飾る餅花と同じようなもののようですが・・・、
平戸では、お雛様のこの時期に飾るようです。
各家庭で女の子の幸福を願いながら、ひとつひとつ丁寧に作られるのでしょう。
今は、丸い発泡スチロールの上に縮緬の布を被せて作られるようですが、
元々は何で作られていたのでしょうか?
お餅なんでしょうか?それとも本当の繭だったんでしょうか?
少し気になりました。
その日の宿・・・
行基菩薩が開いた(奈良との縁を感じます・・・。)とされる古い歴史を持つ雲仙は、
硫黄の香りと雲仙地獄の湯けむりが漂ういかにも温泉地らしい山の街でした。
私たちの泊まった宿は、その中心街より少し外れた数寄屋造りの素敵な宿でした。
雲仙までの道のりは、少し遠く感じましたが・・・、
しばし日常の喧騒を忘れてゆったりと過ごすことができました。
次の日・最終日は・・・、
主人が幼い頃に過ごしたという 川棚町と、長崎の街を廻って
長崎空港より帰路に着きました。
とにかくよく走った(もちろんでですよ)旅でしたが・・・、
旅館では、ゆったりと温泉に浸かって
のんびりとしたひとときを過ごすことができ、
愉しい旅となりました。
感謝です
また、明日からがんばります。
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