石の上にも三年・・・

今年の“なら 玉響の会”は、11月3日文化の日に行われます。
一昨年、奈良での地歌舞の公演会を持ちたいという想いから“なら 玉響の会”を発足して、3年目を迎えました。

石の上にも三年・・・。

今年は、いろんな意味で大事な年、正念場だと思っています。

また、今年は山村流創流二百年の年に当たります。

今春5月には、宗家のもと、創流二百年記念の会が3日間5公演にわたり賑々しく開催されました。
そのうちの一公演は、50年後の山村流(つまり創流250年)を担ってくれるであろう若い人たちの出演の部が設けられました。
わが若水会からも、若瑞と若乙女の二人がその舞台を勤めてくれました。

今回の玉響の会は、宗家の趣旨に呼応して若い人たちにも出演してもらい、フレッシュな舞台にしてもらいたいと思い、番組を組みました。(もちろん、若手ばかりではありませんが・・・)

もともと、“なら 玉響の会”の発足の趣旨は、文化発祥の地である古都・奈良において地歌舞を定着させたいという想いからですが(落ち着いた奈良の雰囲気には、大和仮名の女文字と喩えられた地歌舞はピッタリ!だと思うんですが・・・、意外に知られていないんです。)、
そのことの他に、地歌舞が舞える(プロ意識の持った)若手の養成…と、
そんな人たちに希望の持てる会や場(本当の意味での公演会・興行公演と呼べる会)を作ってあげたい、またあるべきだという私の勝手な想いからでした。

こんなことは、そう簡単にいくとは思っていません。
でも、石の上にも三年・・・
   石の上にも三年・・・
   石の上にも三年・・・
と、石の上にも三年を3回は繰り返し、最低でも10年はかかるであろうと思っています。
そう覚悟はしてます。

まだまだ未熟な私にどこまでできるかわかりません。
あまり自信もありませんが、
一つ一つの舞台を大切に・・・
観に来ていただいた方に喜んでいただけるような・・・
ああ、また来年も来たいなあ・・・と
思って頂けるようなすてきな会にしたいなあと願っています。
また、そうなるよう邁進!精進していく覚悟です。

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繰り返します!音量

  『なら 玉響の会は、11月3日です』

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