先日の日曜日・12月2日に
西天満の料亭にて山村流の名取式が執り行われました。
娘の若瑞(わかみずき)が、先月4日の師匠名取の試験に合格し、
この日、ご宗家より師匠の免状のお許しを戴きました。
ありがとうございました。
当日は、おかげ様で良いお天気に恵まれました。
少し寒いながらも・・・気持ちの良い凛とした空気に包まれた朝を迎え、
奈良から母と娘の3人で大阪へと向かい、会場に入りました。
式の参列者全員が扇子を前に置き、深々と頭を下げますと、
「只今より、山村流の名取式を行います」
と言う挨拶とともに、名取式が始まりました。
山村流の揃いの黒紋付(観世水に花丸)の着物を身にまとった新名取さんたちと一緒に若瑞も、
まず、お祝いの肴を頂戴し、
神妙な面持ちで盃を賜りました。
そして、一人一人ご宗家より、師範や名取のお免状を戴きました。
この日の師範のお許しは、若瑞だけでした。
少し大人びた、また、どこか誇らしげな娘を見ながら、
もうかれこれ30年ほど前になる自分の名取式のことを思い出すのと同時に、
親としては、ホッとしながらも、正直どこか感慨深いものがありました。
この先は・・・、
謙虚に精進し、みんなに可愛がってもらえる舞手となってくれるよう願うのみです。
滞りなく名取式が終わった後は、
ご宗家はじめ、試験の先生方々と一堂に会してのお祝いのお食事会がありました。
皆、少し緊張した中にも、和やかな雰囲気の会食となりました。
午前11時から始まった名取式は、午後2時半頃にお開きとなりました。
あと・・・、親子水入らずでゆっくりとなんて思っていましたがとんでもありません
娘は期末試験中ということで・・・、
そそくさと帰路に着きました。
現実は、きびし~い
人気ブログランキングに参加しました。
クリックしてね
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。