アマゾンのシクリン族

奈良の夜空に未確認飛行物体なるものが・・・。
つい先日、
自宅のベランダより、ちょうど我が家からは東大寺の大屋根の上空にあたりますが、
その方向の夜空に、大きく3色の光を放つものが見受けられ、
大騒ぎとなりました。
その大きな光から、明らかに星ではありません。
また、肉眼ではじっと動かないので飛行機でもないようです。
双眼鏡見ると、不規則な動きをしているではありませんか!!!
もうたいへんです(@_@;)
それから、ビデオカメラを用意したり・・・。
宇宙人が、突然ベランダにやってくるのでは!?と、まじめに心配したり・・・。
いや、連れて行かれるのでは!!!
と、いう具合に・・・。
でも、
結局、何だったのかは分からずじまいで・・・、時は過ぎ・・・、
一時の我が家の話題で終わりました。
宇宙人!
思い出したことがありました。
1か月ほど前のBS放送で、
アマゾンの奥地にて暮らす『シクリン』という部族の紹介番組がありました。
番組の案内は以下のようなことです。
『南米のアマゾンは未だ「魔境」と恐れられ、100以上もの「未接触部族」が存在すると言われる。
FUNAI(先住民保護局)の特別許可を得て、世界に先駆け初公開のエリアに入る。
その地に住むシクリンはたった734人と絶滅の危機に瀕している。
近年、文明化の波にさらされ始めた森の民の生活を通して、
「生きるとは何か」「死ぬとは何か」「人間とは」を深く問うドキュメンタリー番組』

どの映像も衝撃的で、
現代文明にどっぷりと浸かっている私には、非常に考えさせられた番組でした。
シクリンは、たくさん豊かな文化や儀式を持っています。
儀式とともに・・・、というよりむしろ、
儀式のために生きているといっても過言ではありません。
その中でも、
特に興味深く、驚かされる映像がありました。
突如、森から現れた・・・、
人が死んだときに行われるメカロンチーと呼ばれる儀式です。

photo30.jpg 
頭だけを見ると、日本の虚無僧を思い出しますが、
私には、どう見ても宇宙人のように見えます。

photo31.jpg 

シクリンの男たちは、木や草の葉で編んだもので身を隠して、滑稽なしぐさをして人々を笑わせます。
災いを部落から追い出そうとする儀式であり、
滑稽な動きをすることで、人々の悲しみを忘れさせようとしてくれると考えています。
日本の天岩戸開きを思い出しました。
笑いが、人々の再生の大きなエネルギーになるのです。
なんと!『メカロンチー』は、天の使いといわれ、
空からやってきたようです!

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