手向山八幡宮宵宮祭-奉納舞ー

手向山八幡宮宵宮祭-奉納舞ー

日時:2017年10月4日(水)午後5時~
会場:手向山八幡宮拝殿

奉納演目

地歌 山村舞 山村若日女
地歌 萬 歳 山村若女

 

10月4日午後5時より

手向山八幡宮宵宮祭が行われます。

今年も舞の奉納をさせていただきます。

その次の日は、午前中より、

手向山八幡宮の本宮祭・転害会(てがいえ)が行われます。

転害会(手掻会)は、八幡さまが宇佐から影向した神迎えの様子を再現した行事です。

 

【起源】

手向山八幡宮は、かつて東大寺八幡宮、南都八幡宮とも呼ばれ、東大寺三月堂の南、手向山を背景に鎮座しています。

由来は、東大寺の大仏鋳造の際、その守護神として現在の九州大分県の宇佐より八万神を勧請(来るようにと請い願うこと)したことにはじまります。

当社に伝来する祭礼「手掻会(てがいえ)」は、転害会、碾磑会とも記し、八幡神を宇佐から勧請した際の行列の様子を再現したものと伝えられます。

南都で最古式の盛儀とされた手掻会も、明治時代の神仏分離の余波を受けて次第にその規模が縮小され、今日では本殿および転害門において祭式がとり行われるのみとなっています。

当社に伝存する神輿や唐鞍をはじめ、手掻会に関連する絵画や工芸の数々を通じて、かつては大和一の祭礼と言われた盛大な祭式と行列を誇ったおまつりでした。かつての転害会(手掻会)は勅祭で、盛大に行われ、勅祭の儀は 1539(天文8)年まで行われます。
以降は、形式化して衰退し行列もなくなりました。